説明
巫女の舞は、もともと独奏ホルンとオーケストラのための協奏曲として、2006年に保科アカデミー室内管弦楽団の東京公演を記念して作曲されたものである。
このホルン協奏曲は、ピアノリダクション版がスイスのEdition BIM社より出版され、2009年にイタリアで行われたポルチア国際ホルンコンクールにおいて本選の課題曲として取り上げられた。以来、ブルーノ・シュナイダーをはじめ世界のホルンプレイヤーに演奏されている。
ユーフォニアム版は、2019年に小久保まいの委嘱を受け、ユーフォニアムとピアノのための巫女の舞として、ピアノリダクション版をもとに改作された。改作にあたり、調性を2度下げた上で、ピアノパートに大幅な変更が加えられている。ユーフォニアム版は2020年2月に東京文化会館で、委嘱者の小久保まいのソロ・リサイタルにて初演された。
初録音は日本ウエストミンスター社より、「巫女の舞」(JXCC-1121) として、小久保まい(Euphonium) 稲垣満有子(piano) の演奏でリリース。
■ 初演データ
- 初演 2020/2/28
- 場所 東京文化会館
- 演奏 小久保まい(Euph), 新納洋介(Piano)
■ 楽譜
piascoreにて電子版を販売。パート譜はin B♭で記譜されたものと、バスーン・バスクラリネット用にin Cで記譜されたものがある。
欧文名 | Miko Dance for Euphonium and Piano |
出版社 | Hoshina Music Office |
原譜管理 | Hoshina Music Office |
発表年 | 2019 |
改訂年 | 2022 |
演奏時間 | 12:00 |
難易度 (1~5) | 5 |
取扱区分 | 販売可 |
料金区分 | 販売料金 |
販売料金(税抜) | |
JASRAC作品コード | 143-6912-5 |