説明
■ 編成
吹奏楽
■ 原曲作曲者
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
■ 委嘱経緯等
東京佼成ウインドオーケストラの『ファンタスティック☆
■ 初演データ
- 初演 2025.12.19
- 場所 サントリーホール
- 指揮 松井慶太
- 演奏 東京佼成ウインドオーケストラ
■ 備考
こちらは第1楽章のみです。他の楽章および全曲レンタルは以下のページをご覧ください。
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■ 作者によるプログラムノート(初演時)
「ベートーヴェン交響曲第9番」の吹奏楽版編曲にあたって
今回この依頼があった時、最初は断るつもりでした。
直感的に吹奏楽では無理! と思ったのと、ベートーヴェンの傑作を汚したら申し訳が立たない! というこの曲へのリスペクトからです。しかし、改めてこの曲を聴いて冷静に考え直しました!
私は世間的には吹奏楽作曲家として認められてきていますが、中学・高校から市民オーケストラに入って活動し(Violin,Violaを担当)、大学生の頃から現在まで、数多くのアマチュアオーケストラや吹奏楽団を指揮・指導してきて(私は岡山大学のオーケストラを今年で60年間継続して指導しています)、しかも私の多くの作品の原曲はオーケストラの曲で、それを吹奏楽用に改編してきた経歴(「古祀」「祝典舞曲」その他)など、私は本来オーケストラの響きに魅せられたオーケストラ人間なのです。
したがって、この編曲は私にしか出来ない、神様が私に人生最後の大仕事として与えてくださった! と信じることにして、この難題を引き受けることにしました。もう一点、個人的には、あの「第9」を、長年付き合ってきた吹奏楽用に書き換えたらどんな響きを作れるだろうか? という作曲家としての職業的興味・挑戦意欲に火が付いたからです。
私は来年90歳になります。この歳になると、周りから何を言われても気にはならなくなります。誰もが恐れ多くて手を出せなかった「第9」の吹奏楽版! やはりこの編曲は私がやるしかなかったか、と観念して編曲を楽しむことにしました(3楽章がどんな響きがするか? 私が最も腐心した箇所なので心配だけど楽しみです)。
保科 洋
| 欧文名 | Beethoven / Symphony No.9 1st movement |
| 出版社 | Hoshina Music Office |
| 原譜管理 | Hoshina Music Office |
| 改訂年 | 2025 |
| 発表年 | 2025 |
| 演奏時間 | 17:00 |
| 難易度 (1~5) | 5 |
| 取扱区分 | レンタル可 |
| 料金区分 | 一般レンタル料金 |
| 販売料金(税抜) | |
| JASRAC作品コード |





